朝から寒気がして服を着込んでいる。そのくせ少し動いただけで暑くなり、上着を脱いだり着たりを繰り返す。風邪をひいたのだろうが、そう認めることでもっと風邪になってしまいそうで抵抗してる。タワシみたいになってきた頭をさっぱり刈りたいのだが、今日はやめておくべきだろうか。
昨夜は急に誰かと話したくなって、帰り道を歩きながら、友人たちに電話してしまった。仕事で山口県にいる友人は、遊ぶ場所がない、と相変わらず不満いっぱいだったが、いつの間にか彼女が出来ていて、それはそれで楽しそうだった。明日は二人で映画に行くらしい。でも彼は今が幸せだとは認めたくないという雰囲気。自分のことを振り返っても思うけど、幸せな時間の最中には、それが幸せだとはなかなか気づけないものなのかもしれない。
もう一人、いつも好きなことばかりやってる筑波の友人は、今度は映画を撮るのだと言う。いい歳してお前はいったい何を目指してるんだよ、と周りからは言われるらしいが、彼はまったく気にしてない様子。好きなことをやっていると自分で思えるのは羨ましい。
途中で電車に乗ろうと思っていたのに、友人たちと話してるうちに1時間が経ち、けっきょく部屋まで歩いてしまった。シャワーを浴び、テレビをつけてビールをあける。気づいたら夢の中にホリエモンが出てきて、しっかりしろ、と怒られた。